徒然なるままに欧州特許実務

ドイツで働く日本人弁理士が、欧州における特許実務に役立ちそうな情報を徒然なるままに書き記していきます。雑文・乱文にご容赦下さい。

カテゴリ: 弊所の紹介

弊所Winter Brandl特許法律事務所の出張事務所紹介サービスのご案内を致します。貴社に訪問させて頂き、弊所の規模、特徴、強みおよび理念を日本語で説明させて頂きます。また、欧州およびドイツの知財業務に関してお困りのことがございましたらその場で回答できる範囲でお答え致します。

出張事務所紹介サービスの詳細は以下の通りです。

● 日程: 弊所日本人スタッフの日本出張時(具体的な日程に関してはご相談下さい)

● 出張可能場所:関東、東海、北陸、関西、中国、九州等

● 時間: 質疑応答も含め最大1時間半

● 費用: 無料

● お申込み方法:KHasegawa@wbetal.deまで以下の事項をご記入の上お申込み下さい。お申込み頂きましたら弊所から日時のご提案を致します。お申込み頂いても諸条件によりお引き受けできない場合がございますので予めご了承下さい。  

【お名前:     】  
【御社名:     】  
【ご住所:     】  
【電話番号:     】  
【ご希望日(複数可):     】

ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。 皆様からお申込みを心よりお待ち申し上げます。


私を通してお仕事をご依頼頂いたお客様には私自身で以下のサービスを提供するを心がけています。


1.ちょっとした質問・相談対応

電話またはメールを介して欧州・ドイツの実務に関するちょっとした質問・相談に対応します。原則無料で月に何度でもご利用可能です。他事務所に依頼した案件に関する質問であっても対応します。いわば欧州・ドイツの実務に関する顧問サービスのようなものです。

また頂戴した質問・相談事項に対しては24時間以内に回答するようにしています。


2.定期的な訪問

定期的(年に1回程度)お客様に直接訪問し、弊所サービスに対するフィードバックを伺います。また訪問した際には社員向けのレクチャーや個別案件に対するディスカッションのサービスも提供しています。


3.異議、係争案件のサポート

異議や係争案件では事情が複雑になるため、書面だけでのやり取りでは現地代理人との意志疎通が不十分になる場合が多いです。一方で現地代理人とのディスカッションには言語面で不安を抱える方も多いのが実情です。そのような方のために異議や係争案件に関する会議に同席し実務面そして言語面からサポートをします。

またお客差が口頭審理に参加される場合は、現地まで同行しリアルタイムでサポートもすることができます。

さらに欧州特許庁の異議についてご依頼を頂いた場合は、可能な限り私が直接担当するようにします。


4.欧州研修の受入れサポート

社員教育のために欧州研修の要望がある場合は、弊所内での受入れ態勢を整えます。またビザの取得、宿泊先の手配などの研修生の生活サポートもします。


上記サービスにご興味がある方は私長谷川までお気軽にお問い合わせ下さい。
  E-Mail:KHasegawa@wbetal.de (@は小文字)
  TEL:+49-8161-930-342




経済のグローバル化に伴い日本企業がドイツ企業を買収するケースが増えてきています。しかし欧州における開発拠点としてドイツ企業を買収はしてみたもも知財に関する社内制度が全く整っておらず、一体何から手を付けてよいかわからないということは少なくありません。また買収したドイツ企業内の情報を把握できずに勝手に勝算のない特許訴訟を提起され、日本でのビジネスにもリスクとなってしまうというお話も聞きます。

そういったお悩みをおかかえ日本企業のために弊所では「ドイツ企業知財部サポートサービス」を提供しております。 このサービスには主に以下の3つの項目が含まれます

1.ドイツ企業内での職務発明制度の設立
ドイツの従業者発明法に従い、社内ルール、報酬金の設定等のお手伝いを致します。またドイツの従業者発明制度は日本の職務発明制度と異なる点が多いため、ドイツの従業者発明法に基づいて作成された社内ルールは日本での稟議に通りにくいということがあります。そういった場合には日本まで伺い関係者の方々に日本の職務制度との差異を明確にしながらドイツの従業者発明法に基づく社内ルールについて説明させて頂くことも可能です。

2.従業員の知財教育
これまで知財の制度が整っていなかった会社ではそもそも従業員はどんなものが特許の対象となるか、商標とは何かなどの基本的な知識を有していません。またそういった根本的な知識が不足している場合は折角設立した社内の職務発明制度の運用も困難です。そこでドイツ企業を定期的に訪問し、従業員に対する知財教育そして職務発明制度の運用のお手伝いを致します。またその際に発明の発掘作業もお手伝い致します。

3.定期的な報告
定期的な訪問の際にドイツ企業から得られた情報を報告します。これによりドイツ企業の知財活用レベルの推移を把握できるだけでなく、日本の本社が知らない内に勝手に係争関連の手続き等を進められるといったリスクを低減することができます。

当該サービスにご興味のある方はご連絡下さい。
 E-Mail:KHasegawa@wbetal.de (@は小文字)
 TEL:+49 8161 930342


お世話になっているSK特許業務法人の求人ページに掲載された「大阪出身者の東京への上京(都落ち?)プラン」にインスパイアされたので似たような「日本人青年版ドイツ就職プラン」を作ってみました。


ステップ1:理系修士を取得


日本の名門高校を卒業し、旧帝大の電機・情報系の学部に進学する。向学心に燃えて大学院まで行ったものの手先が致命的に不器用なことorコーディングに情熱を感じないことが判明し、自分に研究者およびエンジニアとしての適性が無いことを薄々感じる。自分にはどんな職業が向いているのだろうかと色々模索している内に弁理士という職業を知り、弁理士試験勉強を開始してみる。一応大学の研究には誠実に取り組み理系修士を取得する。


ステップ2:企業に就職

誰もが知る日本の一流メーカーの知財部に就職する。元々サイエンス・技術関連の文献を読むのが好き、文章を書くのが好きそして語学が得意ということもあり知財部の仕事に適正およびやり甲斐を感じる。日々の仕事は大変だけれども何とか時間を捻出し弁理士試験勉強を継続する。努力の甲斐があって弁理士試験に合格する。


ステップ3:ドイツで就職を考える


仕事も一通り一人でこなせるようになり今後の自分のキャリアについて考える余裕が出てくる。丁度その時期に仕事でミュンヘン出張の機会を得る。ミュンヘン出張の際に現地の特許事務所で働く日本人弁理士と話す機会があり、ドイツでの就職が思ったほどハードルが高くないことを認識する。ビールとサッカーが好きということもあり、ドイツで働くことに興味を持つようになる。色々調べている内にミュンヘンのWinter Brandlという事務所が日本人の技術者を募集していることを知る。


ステップ4:Winter Brandlに応募  

Winter Brandlに応募してみると、まだ20代後半~30代前半で電機・情報が專門で日本語・英語もできたので歓迎される。書面審査そしてWinter Brandlのパートナー弁理士との日本での面接審査も無事通過する。Winter Brandlから1週間のお試しインターンシップに招待されたのでゴールデンウィークを利用してドイツで1週間働いてみる。一緒に働く人たちも優しそうだったので転職を決意する。


ステップ5:ドイツに引越し

ミュンヘンに引っ越す。ミュンヘンでは役所手続きが大変と聞いていたけれどもWinter Brandlが事前に準備を整えておいてくれたおかげでストレス無く手続きを終えることができる。またミュンヘンでは良い部屋を見つけるのが難しいと聞いていたが、ドイツにおける弁理士という職業の社会的信用の高さのお陰かスムーズに日当たりの良い部屋を見つけることができる。街並みも綺麗で治安も思った以上に良かったのでとりあえず住み心地に満足する。


ステップ6:Winter Brandlで働き始める


日本人スタッフのサポートもありスムーズにWinter Brandlでの業務を開始することができる。欧州の実務は日本の実務と異なることが多く学ぶべきことが沢山あることを実感するがパートナー弁理士達がマンツーマンで丁寧に指導してくれるので効率よく欧州の実務の勘所を吸収する。権利化業務だけでなく異議、訴訟といったエキサイティングな仕事にも関与し欧州の実務について広くそして深く学ぶ。


ステップ7:ゆとりのある生活をエンジョイする

労働環境の良さに逆に戸惑う。日本で働いていたころは帰宅して寝るだけの生活だったので18時に帰宅してしまうと最初は何をしてよいのか分からず困る。時間はたっぷりあるのでまずはドイツ語の勉強を開始する。まだ時間に余裕があるのでWinter Brandlが法人契約を結んでいる職場近くのスポーツジムで日々筋トレに励むようになる。筋トレの結果、屈強なドイツ人にも物理的に負けないくらい強靭な肉体を獲得し、生物としてオスとしての自信も手に入れる。また年間30日ある有給を利用してドイツ各地のビール醸造所巡りなどを楽しむ。


ステップ8:日本出張+休暇


顧客対応が出来るようになってきたので定期的にパートナー弁理士に同行し日本に出張するようになる。出張では新規顧客との商談をまとめパートナー弁理士からの評価が上がる。出張業務終了後は暫し日本での休暇を満喫する。大学時代の友人達と奥多摩までキャンプに出掛ける。夜は満天の星の下キャンプファイアーを囲みながら昔話に花を咲かせる。友人達からは「ドイツに行ってからの方が頻回に遊べるようになったんじゃない?」と言われ確かにそうかなと思う。


ステップ9:欧州特許弁理士資格取得

3年のトレーニング期間を終了させ欧州特許弁理士試験にチャレンジする。しんどい試験だったがなんとか合格する。欧州特許弁理士資格を取得したことにより待遇が上がり仕事も幅も広がる。


ステップ10:住めば都

日本と比べると食事が不味しサービスは悪いけど、仕事は面白いし、ビールは安くて美味しいし、チャンピオンズリーグは生で見られるので生活の質はかなり上がったような気がする。オクトーバーフェストで出会った日本好きの可愛いミュンヘンっ娘とデートなどしているうちに、ドイツで結婚して永住しても良いかなと思うようになる。

ドイツで働くのもアリかなと思った方は以下の記事も併せてご参照下さい。



私の勤務先であるWinter Brandl et al.特許法律事務所は、以下の内容で技術スタッフをゆる~く募集しています。

主な業務内容:
欧州特許庁およびドイツ特許庁での権利化作業および日本顧客対応

求める人材:
・機械・電気・情報系の修士号または博士号をお持ちの方(取得見込の方も是非ともご応募ください)
・日本語が母国語または母国語レベルの方
・英語で意思疎通ができる方
・ドイツ語を学ぶ意志がある方
・欧州特許弁理士およびドイツ弁理士としてのキャリアに興味のある方

勤務地:弊所ミュンヘン支部またはフライジング本部

給与:応相談

応募方法:以下のメールアドレスに英語またはドイツ語の履歴書をご送付下さい。

karriere@wbetal.de

皆様の応募を心よりお待ちしております。

もしタイミングが合えば私の日本滞在中にドイツでの就職について相談に乗ることも可能です。「応募してみたいけど色々不安だ」などとお悩みの方がいらっしゃいましたらお気軽にご連絡下さい。





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