徒然なるままに欧州特許実務

ドイツで働く日本人弁理士が、欧州における特許実務に役立ちそうな情報を徒然なるままに書き記していきます。雑文・乱文にご容赦下さい。

2019年10月

日本の弁理士は登録後に様々な継続研修を定期的に受講をすることが義務付けられています。この継続研修の多くはEラーニングで受講することができるため場所および時間に縛られることなく研修に参加することができます。

しかし5年に1度だけ倫理集合研修というものに参加することが義務付けられています。この倫理集合研修だけはEラーニングで受講することができず、実際に東京、名古屋、京都または大阪の会場まで赴かなければなりません。当然ながら海外在住の日本弁理士にとっては参加のハードルが高いです。

この倫理集合研修に参加するためにスケジュールの調整に苦労しているという話を海外在住の日本弁理士から聞くことがあるのですが、実は海外在住の日本弁理士は継続研修実施細則第3条第2項の規定によりこの倫理集合研修を実際の参加に代えてDVDで受講することができます。

倫理集合研修のDVD受講による単位取得までの手続きは以下の通りです。

1.DVD受講希望の理由説明書を弁理士会に送付
2.弁理士会から送付される事例集の受理
3.事例集の回答を弁理士会へ送付
4.弁理士会から送付されるDVDの受理
5.DVD受講のレポートを弁理士会へ送付
6.単位取得

私自身、実はこれまで帰国のタイミングが合わず一度も倫理集合研修に参加したことはありません。これまであった2回の倫理集合研修は全てDVDで受講しました。

DVDを見る限りではかなり興味深いトピックについて様々な視点からディスカッションされている様子が窺い知れてとても面白そうに思えます。いつか帰国のタイミングがあえば是非とも倫理集合研修に参加してみたいです。





欧州の主要国における職務発明制度を発明の帰属および対価の要否の観点からまとめてみました。
Employee Invention
参考サイト:


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