徒然なるままに欧州・ドイツ特許実務

ドイツで働く日本人弁理士が、欧州・ドイツ特許実務に役立ちそうな情報を徒然なるままに書き記していきます。雑文・乱文にご容赦下さい。

2019年05月

次回の東京での弊所セミナーおよび懇親会の日程が決定致しましたのでご案内申し上げます。
 
1.セミナー

・トピック:「欧州特許実務とドイツ特許実務との比較」
近年の日本企業によるドイツ特許出願の増加に伴いドイツ特許実務に関する情報の必要性が高まっています。しかしながらこれまでの経験から欧州特許実務に関しては熟知しているがドイツ特許実務についてはあまり把握していないという担当者の方も多いと思われます。そこで本講義では欧州実務と比較する形でドイツ実務を紹介したいとおもいます。より具体的には両実務のフロー、方式的要件および実体的要件とを比較しながら両実務の差異点について説明致します。
 
・日程: 2019年7月26日(金曜日)
 
・時間: 18:00~19:30 

・会場: TKP東京駅丸の内会議室 カンファレンスルーム4
        〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビルB1
        http://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/kg-tokyo-marunouchi/access/

・会費: 無料

・講師: Winter Brandl et al.特許法律事務所 長谷川寛

・定員: 先着35名

2.懇親会

・時間: 20:00~22:00 

・会場:個室 番屋有楽町帝劇店(仮) 
        〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビルB2
        https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130102/13030040/dtlmap/

・会費: 5000円

・定員: 先着20名
 
3.申し込み方法

参加をご希望の方は、以下リンクからお申し込み下さい。
https://kokucheese.com/event/index/567263/
 
お蔭様で満席となりました。キャンセル待ちをご希望の方は以下のアドレスまでご連絡下さい。

KHasegawa@wbetal.de

どうぞ奮ってお申込み下さい。
皆様にお会いできることを楽しみにしております。


2019年7月~9月の私長谷川の日本での出没予報(仮)です。

7月15日(月) 福岡・大阪/クライアント訪問
7月16日(火) 大阪/クライアント訪問
7月17日(水) 大阪・東京/クライアント訪問
7月18日(木) 東京/クライアント訪問
7月19日(金) 東京/クライアント訪問

7月22日~7月25日 東京/リモートワーク

7月26日(金) 東京/研修講師@Winter Brandl主催セミナー

7月29日(月) 東京/リモートワーク 研修講師@日本弁理士会関東会主催研修
7月30日(火) 東京/リモートワーク
7月31日(水) 東京/研修講師@日本知的財産協会主催研修

8月1日~8月4日 東京/リモートワーク

8月5日(月) 愛知/研修講師
8月6日(火) 愛知/研修講師@日本弁理士会東海会主催研修
8月7日(水) 大阪/研修講師@日本知的財産協会主催研修

8月8日~8月28日 休暇&リモートワーク

8月29日(木) 大阪/研修講師@Winter Brandl主催セミナー
8月30日(金) 大阪/リモートワーク

9月2日(月) 広島/研修講師
9月3日(火) 東京/リモートワーク
9月4日(水) 東京/研修講師@日本知的財産協会主催研修
9月5日(木) 東京/リモートワーク
9月6日(金) 香川/研修講師
9月7日(土) 徳島/研修講師

9月9日(月) 大阪/クライアント訪問
9月10日(火) 大阪/研修講師
9月11日(水) 大阪/研修講師
9月12日(木) 大阪/クライアント訪問
9月13日(金) 大阪/研修講師@日本知的財産協会主催研修

打ち合わせの日程等にご参照下さい。


Grant rate

*特許査定率=特許査定件数/審査終了件数(特許査定件数+拒絶査定件数)

データ元:
DPMA Annual Reports


最近はありがたいことに色々な機関で欧州・ドイツ特許実務に関する講義で講師を勤めさせて頂く機会が増えました。私が講師を務める講義では受講者の方々にとって有益な時間を提供できるように以下の7点を心がけています。


1.受講者の知識レベルに合わせる

講義の内容は難しすぎても簡単すぎても受講者にとって有益ではありません。このため講義開始前に受講者の方々が講義のテーマについてどのぐらいの知識と経験を有しているかを質問してから講義を始め、受講者の方々の知識レベルに合致した内容を提供できるように努めています。


2.基本に重点をおく

私がまだ日本で働いていた時に何度か外国代理人からの最新の判例や法改正に関する講義を受けたことがありますが、そもそも現行の法律やガイドラインなど基本的な知識がなかったためさっぱり吸収できませんでした。このため講義のテーマとしては最新の判例や法改正よりも、現行の法律やガイドラインに基づいた基本事項をテーマとして取り扱うようにしています。


3.日本の実務との差異点を意識する

なんの土台もなく未知の情報に対峙するよりも、既知の情報を土台に共通点および相違点を確認していくほうが未知の情報を効率よく吸収できます。このため日本で欧州・ドイツの実務にについて講義する際には、受講者の方々がなじみ深い日本の実務との比較に重点を置きながら講義を進めるようにしています。


4.短く・少なく

人間の集中力および記憶力には限界があります。私個人の経験では90分以上の講義の情報は頭で処理しきれず結局物になりません。この理由から出来る限りスライド資料を少なくし、講義時間を短くするようにしています。


5.質疑応答は随時

日本の通常の講義スタイルでは講義の最後に質疑応答の時間がまとめて設けられます。しかしこのスタイルですと講義の途中に疑問が発生したとしても疑問が解消されないまま講義が進むので疑問が発生した後の講義の内容が全く頭に入らなかったという事態を招いてしまいます。このため出来る限り質疑応答をしながら講義を進めるというスタイルを採用しています。


6.自らの経験・見解を述べる

単に法律、判例そしてガイドラインなど公的に入手可能な情報を事務的に説明するだけでは講義が無味乾燥になりがちです。そこで講義では法律、判例そしてガイドラインを超えた私自身の経験・見解も述べるようにしています。自らの経験・見解を織り交ぜることで講義に情熱を込めることができます。


7.実務で使えるレベルまで落とし込む

私個人的には明日からでも直ぐに実務に活用できる知識を提供できて初めて受講者の方々に有益な講義を提供できたと言えると思っています。このため講義内容を単に抽象論で終わらせず、実務で活用できるレベルまで落とし込むことを心がけています。







欧州主要国における特許侵害行為に対する損害賠償請求権の消滅時効は以下の通りです。
Limitation period
*)フランスに関する情報はBandpay & Greuterの武内先生からご提供頂きました。



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